2008年01月26日

伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 その7(最後)

その6」の続き。


是非、いくつか言いましたけれども
日本ってのは、本当の意味で底力というものが大したもんだということを
だけは絶対に憶えておいてください

最後になりましたけれど
僕はこの『日本の底力』という本を書いた
日本で大体政治家の書いたもんなんてね
まー、5,000部とか6,000部しか売れねーもんですよ、普通

義理で買ってくれる奴やらなにやら
自分で買ったり
逆さしたって2万部だ
オレの奴は16万5,000部売れたんですって

「何でそんな売れたんだ?」と
聞いたら
編集長がしばらく考えてから

「今の世の中でこの本だけが未来は明るいと
 やり方によっちゃー明るいということが書いてある」

じゃー、あとの本は先は暗いと書いてあるのかと

「この本だけが明るく書いてあります
 いうんで多分売れたんだと思います」

「じゃー、もっと明るくなるような本を書かせりゃいいじゃないか」
って言ったら

「そんな奴はいません」

おかしーよ、どう考えたって
だって、どこが問題なんだ
オレ是非聞きたいんだと
オレいっつも言うの

「どこが問題なんです?」
と言うと説明できないんですよ

日本で経済企画庁長官のときに
海外の人がいっぱい来るわけ
こっちは言葉を苦にしないから
各省みなオレに押し付けてくるから

それに対して
「日本が景気が悪いと言うが
 どこが景気が悪いのか是非教えてもらいたい」
この質問ぐらい困るものはないから

「いや失業率が・・」
「何パーセントだ?」

当時は5%、今は4%切りましたけれども
「5%だ」
「えっ?!15%か?」
「いやー、5%」
「だたの5%か?オレのところは11%だ」
「オレのところは8、9%だ」

だいたい皆そうですから
「お前のところたった5%で何で大変なんだ」

「いやお前、あそこに青いテントがいっぱいあるから行ってみろ」
行くでしょ
行って帰ってきて何て言うと思います

「いやー、驚いた
 この国ではホームレスが新聞を読んでいる
 新聞を読んでいるホームレスは世界中でこの国した見たことがない」

これで一見したら結構贅沢な生活をしとる
綺麗好きだから日本人は
電気なんか、どっか訳のわからん○○から取ってきてさ
点いとるわけですよ

こういうのを見ていると、とてもじゃないけど
街は綺麗○○○
何が問題なんだと?

いうのが世界中からワンワ・・
説明できないんだって

だけど景気が悪いとみんな言うだろう
悪くないのに

僕はここのところが一番問題で
だから結果としてやるべきことは
給料をさっきみたいなやり方で
給料を上げる
そうすると気分が変わるから

それだけじゃないんだというのを
私は申し上げているんで
給料を上げた方がいい
と申し上げているのはそれで

経団連も何となくそういう話になりつつあるみたいで
結構だと思っていますが

要は気分
これは皆さん方の気分の問題なんだと
いうことを最後に申し上げて

この国は世界の中で
最も信頼されている
最も頼りになる国だ
ということはBBCの世論調査

30カ国
2万・・・
3万7千人ぐらい
にやったアンケート
2万7,800人にやったアンケート調査で出ました

世界で最も信頼
貢献している国は
日本
2年連続日本が一番なんですよ

これが世界における日本の評価ですから
そんな日本が孤立するわけなんかありませんよ

だからどー考えても偏っていると
情報なんかを基にしないで
是非、自分の見る目で
自分が見た感じで
それをもっと大事にされていかれる

私はそういう方が日本のために
よっぽどなるんだと最後に申し上げて
講演を終わらせてもらいます
こういった機会を与えていただきましてありがとうございました


おしまい。
posted by うp主 at 22:45 | 伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 その6

その5」の続き。


だから、そういった意味で
是非、日本というものを見た場合に
間違いなく、株価がなんとかかんとか言ったて
少なくとも世界中でサブプライムローンでン十兆円下がっている中で
日本は数千億よ
1兆も行ってませんから

4,000とか5,000とか言ってるものだから
世界で最も健全なマーケットですよ
なんでこれを言わねーんだろうといつも言うんだけど
これが一つ

治安
世界で最もいいよ
間違いなく

加えて今言われているように
貿易収支、黒
金融収支、黒
特許収支、黒
全部黒なんて国、世界中で日本だけです

我々は明らかに、そういった意味では
ものすごい内容のものを作り上げているんだって
これは皆さん一人一人の結果がこういうことを生んどるんだって

何となくGDPがなんとかなんとか・・・って
みんなワンワンワンワン言うけどさ
これだけ不景気と言いながら
500兆GDPずーと維持してだぜ
世界第二の経済大国を維持してるんは
確かだろうが
それもそれだけの不況の中にありながら

したがって、そういったものは十分に
俺たちはこれだけの情況の中でもやれたんだから

今からいくつかのものがきちんと直って
経済政策でいくつか
今やった方がいいですよという税制なりなんなり
財政を優遇して

償却
設備投資のやつの償却は
前倒しに認めてあげます
いいんじゃないですか
今からでもいっぱい認めてあげますよ
今一斉に
企業としてやるなら今だ

やり方はいくつもありますって
そういったものは別に政府の金が掛かるわけじゃない
いや上からして
いいよ税金が入んないだから
だけど、そんなことでどうにもならないんだから

だから例えば
わかりやすく言ったら、どーです皆さん方
国債買ってくれと
国債

1,000枚買ってくれ
1億円買ってくれ、と

買ったら10年
金利はマイナスです

いいですか
1億買ったら9,000万しか10年後返しません
その代わり相続税の対象外にしてあげます

なんとなく意味わかると思うけど、これ
相続税の対象外にします

加えて
その金をどうやって持ってきたのかも追求しません
どこに隠してあったかなんて追求しません

これだけでいくら入るよ
政府、損しないよ
政府損しない

金持ち優遇と言うかも知れないけれども
どのみち金持ちから
堤義明から相続税取りきれなかったんだろう、日本の税務署てのは

日本の税務署のレベルってのは
ものすごく頭のいい込み入ったことになってるから
取れないようになってわけだから

だったら年間、あんた逆さにしたって1兆4、5千億しか相続税が入ってねーんだったら
この際、売りましょうと
その代わり相続税の対象外にしてあげますよ

と言えばそこで
1億が対十比だから1,000万ずつ入ってくんだから
どの道取られんだったら持っている方がいいや

どうしてこいう発想をしないのかねぇ

これすると「お前、金持ち優遇だ」
「じゃ、貧しいのお前が言え」と
こないだ言ったんですけれども

「自分で言やーいいじゃねーかと
 これはオレはアイデアだ」と
「アイデアとしてオレは言ってるだけだ」と
「オレは今そういう立場にないから」
当時外務大臣だから
「オレは大蔵大臣やってんじゃないから、そっちでやれ」
と僕はそう言ったんですけど

そうすりゃー、みんなあっちこっちに隠している金とかさ
ねぇー、隠してそうな顔がいっぱい居るけど
そういった人たちのお金が出てくるわけですよ

何となく死ぬ前にあっちゃこっちゃ、あっちゃこっちゃやるんだったら

あんた、大体相続税なんてのはふざけた税金なんだから
大体あんた自分で税金、所得税を払い
住民税を払ったあとの金ですぜ
死んだら金よこせってのは
ふざけてると思いませんか、こいうの

オーストラリア相続税ゼロですよ
結局なくなりましたよ
アメリカも2年後にゼロにするのかな
みんなゼロにする

相続税ゼロのところに人が行くんですよ
株式だってあんた投資して
また分税課税で10%だってなんだかんだ言っても
あれも500万まではOKだなんたらかんた
キャピタルゲイン課税はなんとかまではOKだって

あーいうのは役人の
本当に貧しーい役人の発想だよね

今アジアなんて100億単位で日本買ってくんだから
その時に500万円、500億かと聞いちゃったんだけど
500万円までだったらなんとかしますよ
そういう発想だと外国人が投資しないんですよ

だから一斉に、今年の3月で終わりだって言うから
株を引き上げてんですよ
だから株が下がるんだぜ
止めたから
今また困るんですよ

どーしてそういう発想が出ないんかと
インターナショナルにものを考えて
インターナショナルに世界は投資してんだという
発想が全然ないから
あーいうことになってんだと
僕にはそう思えるね


その7」に続く。
posted by うp主 at 22:44 | 伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 その5

その4」の続き。


また、日本というところの治安等々はやたらいいから
観光に力を入れれば人はいくらでもくる
観光に来るとき一番問題になるのは治安ですから

その治安が世界で一番先進国の中でいいという
間違いなく人を
呼ぶものてのは、一番は観光ですよ

一番肝心
一番金落とすんだから
その人たちを呼ぶための努力を
一体どれだけのことをやるか
日本中、笛や太鼓叩いて700万人ですよ、去年の
観光は

トルコ
トルコのアンタルヤなんて誰も知らないと思うけど
これ人口100万
1年間の観光客が800万ですよ

フランスで7,000万
スペインで5,500万
人口日本の半分以下よ
そういったところでこれだけ呼べる

何があるんです
こっちにはこっちで○○いくらでもあるよ
治安は圧倒的にいいし
どう考えたっていいですよ
呼べるところありますよ
間違いなく

世界中の人が秋葉原にきて
渋谷のセンター街に若い娘が行って
高齢者ならどう考えたって巣鴨のとげぬき地蔵
こういったところに行きゃー、老人の欲しい物が売ってんだから
いくらでも欲しい物は売れてんだから

どう考えたって、そういうものに商売をしている人たちは
みんな儲かっているって、はっきり言って
渋谷の若い子の商品をいきなり巣鴨に並べても一つも売れねーよ

巣鴨のとげぬき地蔵、本日のお買い得商品
入れ歯用ポリデント
なーんて言って
それ持って渋谷のセンター街に持っていても多分1個も売れないと思うね
そういうもんですよ

真っ赤な毛糸のカシミアのパンツ
誰が穿くよこんなもの
売れてんだ、これが
原宿で最も売れてる商品ですよ
真っ赤な
カシミアの
パンツよ
オレ初めて見たとき
「なんだこの曳き屋みたいな色は」と思ったけど
「先生、今これが一番売れてる商品です」
これ高齢者がみんな買って帰る
高かいんだぜ、これ
それが結構売れる

「じゃー、ここで一番売れた老人用の商品ってなんだ?」って
購買部の人に聞いた、マツモトキヨシの
75歳のおばぁさん
70歳のおじぃさん
その人に聞いた
その人たちが購買部長だから

聞いたら
「ん〜」ってしばらく考えて
「モンスラじゃろー」と
モンスラ
「なんだモンスラって?」て聞いたら
知ってる人?
ほんと知らない?

モンペとスラックスのあいの子なんですって
それが一番売れんだって
高いんだこれ、6,000円とか7,000円とかするんだ

最初からおばぁさん用に
股下が今の若い人と比べておばぁさんは股下が短いから
初めから股下が切ってある
6センチとか4センチとか短く切るんだって

縦横柔軟にどんどん伸びる
体形がこういう体形が居ませんからほとんど
大体「A」型みたいな体形だから
ボウリングのあれみたいになってる
この体形に合わせて
最初から短く作ってある
これがやたら伸びる

これをぶわーと入ってきて、いくつもいくつも買うの
それをマツモトキヨシの黄色い袋に入れて
これがひとつのまぁ、これが東京土産

是非、東京に行ったらこういうところを歩かないと
わかんない

それをもうちょっと品よく作ったのが京王デパート新宿店
ここは65歳以下のお客はいらない
捨てた
65歳以上のお客

老人用エステ
入れ歯でも噛めるステーキ
こういったものがむちゃくちゃ売れんだから

日本のデパートで唯一前年度比増収増益のデパートは日本中ここだけ
これは通産省の調べですけれども

これが現実ですよ
金持ってんだもん

金持ってる

毎日来る
毎日デパートに行く
金が
毎日来させるものがいるんだ
何?
それは売り子がお客の名前を呼ぶことなんですよ

「井川さん、こないだの靴下どうでした?」
言うんだ

「三島さん、佐藤さん、こないだのネクタイどーです?」
オレは最初デパートで売り子が客の名前を呼ぶのを見て、よほど顔だなとと思ったね

ところがここは、それが客の名前を覚えた奴から給料が上がる
これは巣鴨のとげぬき地蔵で
商店街のおばさんがお客に声をかけるのを見て
京王デパート新宿店の支店長が思いついて

全部これ
みんなクレジットカードで払っているから
クレジットカードで名前を覚えろと
名前を覚えている奴の多い奴からもらえる

全部売り場が
プラダ、エルメス、グッチ
全然そんなことしない

ネクタイ売り場
靴売り場
そこに行けば全部あります

絶対店内改装はしない
なぜならお客が
迷っちゃうから
やらない

「大売出し」、「靴売り場」
天井からいっぱい下がっているでしょ、デパートは

1枚もそんなものがない
なぜなら高齢者はみんな下向いてるから
上からたらしているものが一つもない

そういったようなことを努力して
このデパートは売り上げ伸び率日本一なんですよ
ここだけですから

そういったようなもんていうのは
実はいっぱいあるんだって

で、こういうところは絶対にしゃべらないから
儲かっている奴はしゃべらないんですよ
儲かってねー奴らが永田町に来るんだから
自分で儲けてる奴は永田町に来ないんだって
そういうようなところがちゃんとわかってないと
なんとなーく判断を間違えるんだと
僕はそう思っている


その6」に続く。
posted by うp主 at 22:43 | 伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 その4

その3」の続き。


また、例えば景気をやるときに
一番大きなものになるのはね
そりゃどー考えたって一番波及効果がでかい住宅なんですよ
住宅

住宅を今建てるとカーテンのリングに至るまで
ずーといろんな企業が1万5千ぐらいの企業
業種に分かれるとよく言われるんだけど

こういったよなものは
今住宅一個建てたら住宅所得税取られるんだから
住宅所得
ローンにかかるなんだって、みなこれ税金だろうが
税金を取られるだろうが、ローン代を
所得税として

だったら住宅ローンに払う分だけは税金なしにします
所得税ゼロにします
家は10年間ですよ
10年間だけゼロにします
って言ったら建てんなら今よ

と言って今、1,540兆
皆さん方は去年の3月末時点で
表向きに出ている個人金融資産
1,540兆あるんだよ
1,540兆

そのうちの半分は
半分は
770兆ぐらいは
60歳以上の人が持っとんです

わかる?おたくら若いのは持ってねーの
後ろの高齢者の持たねー顔してる
あっちの方が持ってんだから

これが日本の現実ですよ
高齢者が持ってねー顔してて実は持っとる
これが日本の表向きの数字で出てきている実態ですよ

ただこの人たちは
お金を稼いで貯めることは知っているけども
高齢者ってのは、そのお金を使うという才能がほとんどない

だって使うことに慣れてないから
「がんばりましょう勝つまでは」で育ってきてるから
消費が美徳じゃないんですよ

だから、この人たちにお金を使わせるというのはね
ものすごく難しい
だから、この人たちが使いたくなるような税制
使いたくなるような制度
というものを考えなにゃいかんわけですよ

しかし、大体この人たちは
使い始めると多くの人は間違えるから
年取ってから遊び憶えると大体ろくなことがないんだから
若いうちから遊んどかんと
遊び方を大体間違える

そこで、こういった人たちがうまくやってもらうためにどうするかと言えば
やっぱり
高齢者というのはね
現実問題として
介護を必要としている老人ってのはね
たった16%しかいない
2,470万人の高齢者のうちで
介護老人ってのはねぇ
たった16%なんですよ

残り84%はね
はっきり言って元気
周りが迷惑するぐらいね

嫁と姑の関係をよく見てご覧って
会社で迷惑するような老人がいっぱい
永田町に限らずいっぱいいんだって世の中には
そういう一杯いる人たちは

働く、金はある
元気はいい

多分共通項は「淋しい」ぐらいですよ

この人たちをどうやっておだてて使うかを考えないといかんのですよ
だって働くしか才能がなぁーいんだから

この人たちが働きたくなる
「働け!」なんて言ってんじゃない
「働きたい」って言ってんだ

ちょっと字を大きくしてやったり
色々
やり方は色々ありますって

そういったことをやったら
その人たちは税金を払う方になるんだぜ
税金をもらう方から払う方になるんだから
行って来いで全然違いますよ

要は高齢者をいかにおだてて、のせて働かせるか
これ一番肝心なところ
働きたい人が多いんだから

だから、そこらのところのやり方をうまく考えにゃいかんということ
うまくやってる会社はみんな儲かっている
はっきり言って

高齢者を雇ったら、ハローワークなんか色々やってる
あれ自分でやったら手続きが面倒くさくてかなわねぇ
あの手続きだってもっと簡単にすべきなんだ

という陳情を皆さん方は地元の国会議員にすべきなんですよ
オレからこんな話を聞いてアイデアもらってる経営者なんておかしいだってそんなもん
オレは経営者じゃないんだから、もう

だから、そういった話を
話を聞いたら
その話を自分で作って「これをやろう」と
地元の代議士、市長なら市長にやれと
四国中央市に「これだけやってくれ」という話を
市長にすれば市長はその話を国会議員に繋げて
それをやってみるんだよ

アイデアは、あそこの永田町やら霞ヶ関に座っていたら出てこないんだって
現場にいるわけじゃないだから

「じゃ現場に行け!」
そんな暇はないだって忙しすぎて

だから現実問題として
僕はまだ地方を歩いている方ですけれども
閣僚の時は歩きたくても歩けませんから

だから結果として
何となく偏った、歪んだものになっていくんですよ

僕は、ここら辺のところが一番肝心なところなんであって
是非、日本の経済というものを見た場合に
どう考えたって

少子高齢化の話は間違いなく
高齢者は元気


その5」に続く。
posted by うp主 at 22:42 | 伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 その3

その2」の続き。

別に抜き出した消費税アップと年金制度改革についての箇所。






また、今、例として言うけど、来月『中央公論』に載せましたけど
例えばですよ

例えば
今、年金の話がよく出るが
年金払ってない奴が半分だって言うんだから
払ってないという人に対して
じゃぁ、この際やめようと
年金ないんだってんじゃ困んだろと、困る

だからこの際、税金でやろうと
税金でやる
民主党と同じ

ただしちゃんと負担してもらいましょうと
それが今の消費税5%のが
あと基礎年金の分だけなんとかしますから
これで5%、10%にしてくれと税金を
その代わり基礎年金を保証します

その代わり今
納めてる人
納めてる人ってのは今、年金を納めてる人
厚生年金、国民年金、色々納めている人は
納めなくてええんだから
税になるんだから

そうすると年間、人によって違うけれども
5万円だ6万円だって払っているだろ
それが払わなくてええんだから
給料が5万円増えるのと同じよ
いいですか
増える

企業も厚生年金をみんな
個人に雇っている人は半分を負担してんだから
企業は半分負担してんだからね
国は3分の1
企業は残りの半分負担してんだから

そうすると企業も厚生年金を納めなくていいから
そうするとそこで総額3兆6千億ぐらいになりますよ
企業も3兆6千億払わなくていいんだから
それを自分で飲んだり食ったりしないで
社員の給料に1兆8千億払え
1兆8千億割り振れと
言えば何万円か増えるはずよ
企業が払ってんだから

そうすると社員にしてみれば
今、日本中でサラリーマンが8割ですからね、勤労者の
8割越えてんだから

そうするとその人たちは年間
自分が払ってた分と企業が払ってた分が
こっちに戻ってくれば
少なくとも自分のところの
給料が何万円か上がるはずだよ
単純計算したらそうなる

そうしたら消費者物価が5%上がったて
その分が払える計算じゃないの?
そうすりゃ、そんなに
損得から言ったって悪かないよ

今まで払ってた奴はどうしてくれんだと
言う方いるだろうよ
そりゃーもちろんあなたのときになったら
あなたが受けるときになったらお払いします
だから今まで払った人は、その分ちゃんと還ってくる
それでいいだろうが

「一括で払ってくれ」って言ったら
なかなか持たないかもしれんな
あらぁ、基礎年金の方は総額で
年金総額15何兆円だけど
基礎年金だけだと50兆から60兆ぐらいあるだろうから
それ一挙にって言ったて払えねーだろうから

それなら年齢順に返しますと
死にそうな方から
年齢の高い方から

だってお宅らもらうの先で、
30の奴は今から30年先になるんだろーがと
今すでにもらっている奴に一括で返しますと
言って返します

それでいいんじゃないの?って言ったら
高齢者の人たちも文句言わなかった
何人もの人に聞いてみたんだから

今払っている人たち
それはそれでいいんだから

今すでに払い終わって
年金をもらっている世代の人たちは
「シェンセイ俺たちは今まで払ったのにプラス
また更に5%取られるのはいかがなもんだろうか」と
これ必ず言うはずだ。

そこで「よく聞いてくれ」と
「あんたら一番今、年金の率から言ったら
日本で今が一番もらっている人たちよ」と
これから若い人たちは、どんどんドンドンもらえる額が減ってくんだから

そのもらっている人たちが、今度からもらえる人たちが
もらえる人たちに対して
「おまえ80にもなったらそんなに沢山もの買うわけじゃないだろうが」と
「だったら5%ぐらいちょい出せと
 だいたい若い奴はお前らの分全部払ってんだぞ」と

そういうこと考えたら
昔は6人か7人で1人の高齢者の面倒を
今は3.1人かな
あと10何年で2人で1人になるんだから
とてもじゃないけどもたねーんだから、んなもの
誰が考えたって

高度経済成長期
人口構造がこーいう時代のときに作った制度だ


人口構造がこんな具合になってきて

2055.gif


高度経済成長期じゃなくなくなった今、
そんな制度が持つわけないだろーがと

ちょっと頭のいい人なら誰でも「そりゃそー」と
「わかっとる、いつかダメになるだろうと思っとた」と
「ダメになる前に死にたいなぁーとわしゃー思っとた」
みんな言いますよ、高齢者の人たちは

だけど、しょうがないですよ、これは
「5%ぐらい払ってもいいんじゃねーか」と言う

7、80人に聞いてみたけど
ほとんどみな最終的に話すと同じとこなんだ
多分いく着くところはこんなとこよ

そうすると何が起こるかと言やー
目先、給料が何万円か増えるよ

だって厚生年金払わない分と会社が払わなくよくなった分が
どれだけ返って来るか知らねーけど
企業によって違うだろうから
それによって増えるんだから

それで
景気の「気」の部分から言ったら
何となく増えた形になるんじゃないの
オレはそういうもんだと思うよ

後の奴は、
毎年1%ずつあげていくとか
やり方は色々あるさ

100円ショップが105円から106円になりましたと
107円になりましたと
いうのがわかりやすい
110円にやるよりは、そっちの方がいいとか

そりゃ、色々やり方はあるだろう

食い物はちょっと別にしようとか
そりゃいろんな、その後の細かいところは
それこそ役人の考えるこった

それ自体は流れとしてやんないと
税金でやるのか保険でやるのかという
基本のところは、こらぁ政治家が決めないとしょうがないだって
そこらのところが今政治に求められているところじゃないんですか?


その4」に続く。
posted by うp主 at 22:41 | 伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 その2

その1」の続き。


幸いにして
この3年前の4、5期ぐらいから
企業は大努力をして債務を消して
債務を消して
今やっと債務超過を脱して
設備投資を開始するようになった
だから景気は回復してきたんですよ
間違いなく景気は回復してきた

しかしまだ企業は
銀行から金を借りてまで設備投資をしようという気にはなっていない
懲りてるから
懲りてるから
だから銀行の貸し出しは増えていない
設備投資は増えているけど銀行の貸し出しは増えてないはずだよ

そういう状態になっているのが今の状況なんですよ
だから完全な景気回復をしていない
まだそこまで来てないんだって

そこに今、ご存知のようにドーンと
サブプライムローンという名前の
住宅に対する結構怪しげなファンド
怪しげな投資
というものを含んだファンドというものが
アメリカでワァーと始まって

これが結果としてものすごくアメリカの経済の落ち込みを
バブル経済はじけた後のアメリカ経済を救った
間違いなくこれ、いい決断でしたよ

ところが、どんどんどんどん膨らみすぎて
えらい勢いで膨らんだ
それが弾けた

バブルっては膨らめば必ず弾けんだから
弾けた

いきなり日本にドーンと影響が来るだろうと言うけれども
日本の銀行でこのサブプライムというものを入れて
ファンドを組んでるものなんてありませんから
日本に対する影響なんて数千億円ですよ
世界中、何十兆ってやってんだよ

だから日本はそん中から言ったら
日本の市場、マーケットってのは
世界の中でもっとも健全なマーケットだと
堂々となぜ言わないのかね
オレには理解ができない、こういうの

日本ってのは、この種のいい話というのは絶対に言わない
これ政府としてねぇ

今オレ政府にいないからあれだけど

これ政府は言わないきゃん
こんないい話がどこにあるんだと
ということを言わないかん

しかし例によって一番最初に言った「気分」ですよ
「気」の部分が具合が悪くなっているから
「えっ?具合悪いんじゃない?!」って

こういう具合に言う気分を払拭するために
「日本は何をやるべきか」ということをやらにゃいかんわけ

そうすると、また経済のわかんないお役人とか
経済のわからない政治学者とか
経済の全然わかっていない経済学者とか
ゆうのが出てくるわけですよ

この人たちが何て言うかというと
「いや、金融政策が・・」ナントカ
「日銀が・・」どうとか
「だから日銀が・・・」とか言うけれども
もう日本銀行というところは金利をゼロにしても金借りない
「金融政策をもっと緩めろ」って、いくら緩めたって
借りる奴がいなければ緩めたって意味なぃーんだから

必要なものを提供しなくっちゃいけないのであって
必要じゃないものいくら提供したってダメなんですよ
「ホモに女すすめてもダメ」なんていつも言うもんだから
もうちょっと品のいい喩えはないのかとよく言われるですけれど

私は、人がほしがるものを提供すべきだって
今は提供すべきは金利でもなければ
金融の絶対量でもないんだから
金融政策って今効かないんですよ
ここら10年間、ゆうに実験してきたろーがって

って言うんですが、また日本銀行が・・・
全然学習効果のない人が多すぎるんだと
僕は思うね

「いや先生、そんなこと言ったて、じゃぁ
財政って言ったてこっちは借金だらけでどうにもならない話で
どうにもなんねー」と
「公共投資って言ったて・・」とか言うから

これまた全然、知恵がないんであって
例えば、いくつか言いますよ

例えば今、政府として金が掛かるわけじゃないけど
今、住宅建築というものに関して、ここに建設業の人もいるだろうけど
住宅建築に関して
姉歯の騒ぎから
住宅建築に関する基準をえらい勢いでやかましくしたんですよ
オレに言わしたら建築基準をやかましくするというのは別に悪いことじゃない

そりゃー、俺たちセメント屋から見たら
セメントの量
2割ぐらい抜いたらそりゃー
俺たちでも「ん?!」って、ちょっと首かしげるぐらい

姉歯の奴は8割抜いたんだからね
8割抜いたら俺たちみたいな、ちょっとセメント屋の技術屋じゃないけどオレも
見て「おかしいんじゃねーかなー」と言う
わかるよ

んなもん検査をきちんとすりゃーいいだけのことなんであって
それを頭の悪い、羹に懲りて膾を吹くみたいに
いきなり建築の「基準」まで変えたわけよ
「基準」を変える

そうするとどういうことになるかというと
構造計算という難しい計算方法があるんですが
その構造計算の元々を変えたから
これを計算するためにはちゃんと
数字を入れたらパッと出るソフトがあるだろ
そのソフトが出来てねーんだから今

だから皆、手書きでやってる
手書きでやると恐ろしく手間がかかる
結果として今、どうです、中央官庁じゃもちろんのこと
地方でそれを認可をする役所なんて半分お手上げだよ
計算ができねーから
そうなっていると思うよ

だから「検査を厳しくします」
今までのでもちゃんとやってたやつで壊れた物なんてないんだから
そういう「いい加減な奴だけないようにします」ってだけで十分だったのに
野党に言われ、マスコミに言われて
「基準」、元々を変えたから話が込み入ったんですよ

こんなの「計算をきちんと、ソフトを変えてきちんとするまでの間、この施行を止めます」って
「しばらくの間、それ止めます」と
「その代わり検査をきちんとやってください」って言やぁ
みんな認可が下りるんだから

今どうです、去年1年間で
鉄鋼がこの10年間で初めてマイナス300万トンの
鉄が減っているはずですよ、生産量が
マイナス300万トン

鉄筋、いわゆる丸棒と言うんですが、鉄筋とかね
あぁいった建築に関する鉄骨がえらい勢いで減ったんですよ
鉄筋やら何やらが
結果として300万トンの減

日本全体でGDPを
そりゃー建築資材に関するものだったら何と言ったて
土地が売れた、住宅は葺き卸した、発注もした
だけど出来ねぇ

これのおかげで
これの波及効果というのはものすごく大きくて
GDPをマイナス0.3%引っ張った
「ほとんど犯罪じゃねーかと、こんなものは
経済的には犯罪だろうよ、こんなもの
これなんでしっかり取り締まらないの
おかしーじゃねーかこんなものは」
という声がなんで出ねーんだと言ったら

昨日、民主党の人たちが質問したんで
基本的にあーいったことは一つの例
これやるだけでGDPは変わりますよ


その3」に続く。
posted by うp主 at 22:40 | 伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 その1

2008年1月26日に行われた「伊予三島YEG記念講演会」で『日本の底力』と題して行われた講演会より。
http://www.shikoku.ne.jp/msmyeg/album/1912/asou.htm






昔から、県会議員の時、その前から色々
付き合いもありましたですから
私の事務所にお見えになって
伊予三島、今度新しく合併して4年になるんだというお話で
四国中央市に名前を変えて4年になるんだという話で
講演の話がきまして

いきなり四国中央市と言われても
なかなか、四国以外の人ですとねぇ
田舎の農業高校が
田舎の農業高校が|普通高校になったとき
だいたい中央高校って名前になるんで
そういうイメージであまり明るいイメージしないですけどねぇ、なんて

そういうところからいきなり話をしてくれということになりまして
エリエールの会長やら
考えてみたらここは、ユニチャームの高原さんとか
えらく紙屋さんの多いところだなぁと
色々話を聞きながら思ってたんですけれども

今、ちょっと仕事の話や何やら
元気が今ひとつなんですというお話がありましたんで
何となく、世の中ってのは何となく
悲観論
楽観論じゃなくて悲観論ってのが皆さん好きでしょうが?
はっきり言って

こちらに商工会議所や会社の経営者の方がいらっしゃいますけれども
1月4日、今年の金曜日に始業式にやっておられると思いますが
そのとき多くの社長さんが、まず何を言ったかと言うと
まず、壇上に立って
「我が社を取り巻く環境は厳しい」
こう言ったんですよね
間違いなくそう言っておられると思うよ

ところがこのセリフは、あの1980年代後半のバブルの時も同じ事を言っているんですよね
だいたい「我が社を取り巻く環境は厳しい」ということになっとんですからこの国は

本当に厳しいのかと言うとそうでもないのに厳しいと言うわけですよ
いつでもこの国は「厳しい、厳しい」と言うのが好きな国民なんで
「うちの会社は大丈夫です」なんて本当のことを言わないといけないのに
本当のことを言わないもんだから
それが結果として人の気持ちを「なんとなく厳しいのかなァ」という気にさせるわけ

人をそういう気持ちにさせると
気持ちの「気」ですけど
非常に影響を与えるわけで
お天気
病気
景気
浮気
本気

皆この「気」が付きますけどね
総じてこれは気分の問題ってのは非常に大きく影響するもんだと思いますね

だから財布の中に2万円あったら、3万円あったら
「3万円もある」と思うか
「3万円しかねぇー」と思うかは
同じ3万円という実態でも
その持ったとき、見たときの気分で
「も」になるか「しか」になるか
だから気分というものはものすごく大きいんだと
いうようなことを景気の話をするときには頭に入れとかないかんと
私はそこのところはものすごく人間の気分に影響を与えるもんなんだと思う

事実を言ってみると
例えば、例えばですよ
給料はこの十数年間ほとんど上がっていない
でもそこそこ皆、生活が困んなかった理由は
物価が下がっているからですよ

だから同じ100万円を持ってても、もらってても
物価は年率マイナス1%だった
だから、使える金、経済用語では可処分所得と言うんですが
それは増えたわけです
だから何となく問題なく生活できた

しかし私、昭和48年に麻生セメントという会社の社長になったんですが
そのときは10月にはオイルショックですから
いきなり物価がドーンと上がって
物価上昇率30%、33%ですよ
物価ですよ

100円が133円になるんですから
えらい勢いで物価が上がった
給料も当然上がったんですが
給料は20%から25%上がったよ
25%給料が上がって物価は33上がってんだから
使える金はマイナス8%だったはずだ
33と25ですから

だけど、その頃の方が景気が気分的には良かった

例えば、母ちゃんが「あんた給料が2割も増えたわね」「2割5分も増えたわね」
「バカ、物価は3割3分上がっとるんだ」

というのは学者の発想ですよ
かたや今の方が使える金が増えてても

「あなた全然給料増えないわね」

基本的には今の方が滅入ってんだぜ
だから景気の気の部分が伸びない
実質問題としては使える金が増えていても
気分というものは、そういうもん

これがインフレってものの恐ろしさ
デフレってものの恐ろしさなんですよ

ここの所をまず頭に入れておいてもらわないと
今の話ってのは・・・

最近の話っていうのは
よぉーー経済というものがわからん新聞記者が書いてるでしょうが
ここにも今日いるんだろうけど

あまり経済がわからんわけですよ
わからない人が書く
書いたやつをまたわからん人が更に読むから
話が更にわからなくなってきている

というのが僕は、ここ十数年間の実態なんだと思う
今まで起きたことがないことが起きてますから

例えば、例えばですよ
経済全体で見た場合
金利、銀行が人に金を貸すときの金利は
もしくは皆さん方が預ける時の金利は
ほとんどゼロでしょうが

千枚預けて手取り、1年で満期で普通預金でいくら降りてくるんです?
0.05、500円とか5千円とか、そういう話でしょうが
ほとんどタダみたいなもんですよ

借りる方だって、あんた、ほとんど金利がつかない
金利がつかない

金を借りても金利がつかないにも関わらず
企業は金を借りて、金を借りて
設備投資をする
ということをしない
というのを前提に経済学の本が書いてあったら是非オレに紹介してくれ

金利がタダでも
企業が金を借りない
ゆうのを前提に経済学の本が書いてあったら是非オレに紹介してくれ

私、経済企画庁長官の時です
今から8年前、7年ぐらい前
オレは当時、森内閣の経済財政担当大臣をしていた時に
ブッシュ大統領の1期目のときの
経済顧問やっていたリンゼイという人に言ったセリフがある

そのときリンゼイという人が「もう一回言ってくれ」と言うから
「オレの英語がわかんないのか、オレの言っている意味がわかんねーのかどっちだ?」
と言ったら
「言っている意味がわからん」
と言うからもう1回説明した
「日本では現実こうなってんだぜ」

企業はそれまで年間銀行から50兆ぐらい金借りてた
預金は十数兆円きてましたから
差額は日本銀行が補足して
銀行は企業に50兆金を貸してたんだ

ところが1992年、
憶えているか知らないけれど
「総量規制」という名の
土地の融資に対してお金を貸さないというルールを作った

天下の悪法ですよ、オレに言わせりゃ
これによっていきなり
皆さん方の持っている土地の価格、資産価値というものが
8割減ったんですよ
8割減ったというのは、坪100万円だったものが坪20万円になったてことですよ

したがって皆さん方、資産価値、担保価値をなくしたから
銀行から
坪100万円の土地だったら70万円借りられるはずだった
それが一極に20万円になんだから

それから七掛けで利子14万円
70万円から14万円引いたら残り56万円が担保不足になったはずだ
したがって、増し担保出せ、追い担保出せと言われたろ
言わなかったら金融会社の方がおかしい
言われたはずよ

あればいいよ、ないから
ないから結果として担保割れだ
債務超過だと
わけわかんない話を言われて

昨日までよかったものがいきなりって言われて
土地に対する融資、土地に対する担保
土地が担保
それしか銀行は審査するとこがなかった
今でもないんかも知れないけれど

経営者の能力
事業計画を見抜ける目がなくて
土地に対して大丈夫だから

というのだけで金貸してんだから
土地神話なんてのがあったから

そこで具合が悪くなった
どうしたかというと企業はみんな売ったんだと
土地を
2割にしかなんない土地を

そのとき土地を売るのが一番見込みある
その上、土地をバンバン安くなって更に売るから
土地の値段が上がるわけなかろーが

ゴルフ場債券も同じです

結果としてどうなったかと言えば
気の効いた経営者は
物価が下がっているときには売り上げを伸ばしても意味がねぇ、と
同じ100万分売っても
土地の値段が下がったと同じように
単価も下がっているから
売り上げの単価も下がっているから
同じ100万分売っても売り上げ高は去年より減るわけですよ

そうすると、
去年と同じ売り上げ高を目指そうと思ったら
もっと売らなくちゃいかん

それには当然、運転資金の資金繰りの金がいるだろ
この「資金繰り」という単語が役所には全く通じない単語だからね
役所には「資金繰り」はないから
あの人たちは単式簿記しかやったことない人たちだから
複式簿記のない世界だから
「資金繰り」が通じないだから「資金繰り」が

この資金繰りが追いつかなくなったから
みんな倒産してったのよ
ダイエーだってそうさ

インフレでの不況なんてやったことない人たちだから
インフレだの、不況だの、売り上げ増だのやって
資金繰りが追いつかないからダイエーは吹っ飛んだんですよ

気の効いた経営者は
「おぉー、こりゃダメだ」と
言って、落ち着いて
「物価が下がってるのに下がってねーものは何だ」
と言ったら
「銀行の借金だ」と
これだけは減らねーんだとわかったわけ

そこで、
経済用語にある利益の最大化
売り上げを伸ばすことだ
利益の最大をやめて
債務、借金の最小化を図った

これが気の効いた経営者の経営方針の切り替えですよ

デフレとインフレは違うんだと
インフレの時には土地は買う
なぜなら値上がりするから
デフレの時は土地は買わない
借りる

そういった基本的なところを押さえていた経営者は
一斉に借金を返し始める

年間50兆、民間企業が借りてたのが
間違いなく、この5、6年間
返済の方が多い

銀行から借りてる額より
銀行に返している額の方が22兆円多いんだぜ、今
この5、6年で22兆円5千億から26兆円ぐらい多いと思うよ

どうなる、そしたら?
銀行は、あらぁ金貸しなんだから、商売って
銀行ってのは聞こえがいいが、あらぁ金貸しだから

金貸しだぜ
金を借りてくれる奴がいないと商売成り立たないんだから
企業が借りなくなったんだから
わかる?

企業が借りなくなったら
銀行は貸すところがなくなったんだ

特殊金融じゃなく別に色々あるだろ金融は

その時にデパブティブやる能力もなければ
独自金融でやるだけの細かいノウハウもない

みんなの金を預かって企業に貸す
ということが日本の戦後やってきた銀行のほとんどだから

そこで、借りてくれる企業が直接金融、

直接金融てのは銀行から借りないで
株の投資やったり、色々、社債発行やったり直接金融をやったから
結果として銀行は22兆円返ってきた

23兆返ってきた
年間ですよ

その金をどっかに貸さない限りはあんた
銀行どうすんだ

銀行に預けてあげたら預かり賃ください
銀行はなんで言わねーんだろうな、ってオレ思ってたよ

銀行なんて預ける人いなくなっちゃう
金利が安いんだから

預かってあげる分だけお金ください
お宅に置いておくよりうちに置いておくほうが安全なんだから
預かり賃ちょうだいと必ず言う
私、そう思っていました

この20何兆円の金が
銀行にあったやつをほっといたら
日本は恐慌になってたんですよ
経済恐慌を起こしていたはずだ

1920年代、ウォールストリートの株の大暴落やったとき
あのときはまさにこれですから
あれと同じ状況が起きたんですよ

しかしこれを経験した、今生きている人はいませんから
もし生きてたら100云十歳で元気な人なんだから
そういうふうな人はもういないんだから

そうするとどうするかと言えば
当たり前の話ですけれども
この金を誰かが借りなきゃしょうがないんですよ

それを借りたのが政府
政府がこの金を借りて
そして国債としてこの金を借りて
使ったから結果として
銀行というのはデフレによる倒産
デフレによる大恐慌を避けることができた
したがって小渕恵三の決断は正しかったと

こんなこと言っているの一人もいません
僕の知っている範囲では

あと15年ぐらいしたら経済学者がわかったような顔して
あの頃の経済は正しかったと、きっと書くんだよ
でも今は全然わかってないから

商売したことないからそのときのことがわからない
だから借金だけ増えてワンワン、ワンワンって話しか書いてない

しかし、あの時もし借りてなかったら
大恐慌をきたしていたはずだという観点から物を見ている人は殆どいない

私はそう思う


その2」に続く。
posted by うp主 at 22:39 | 伊予三島YEG記念講演会@08.01.26 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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